
マタニティ整体・産後整体
【産前・産後整体Q&A】
妊娠をするとなぜ、肩こりや腰痛、むくみなど様々な不調が出てくるのでしょうか?
妊婦さんは8~12キロ、多い方では20キロ近くもの体重が短期間に増加します。
その為、筋肉へ急激に負荷がかかり、骨盤や背骨が歪み、腰痛や肩こりなどの不調が出てきます。
妊娠後は『リラキシン』というホルモンが分泌され、関節や靱帯を緩めます。これは骨盤を開かせ、赤ちゃんが産道を通りやすくするためです。リラキシンの影響で緩んだ関節や靭帯を支えるのは筋肉です。
体を支えるために筋肉は緊張し続け、疲労や痛みを訴えることになります。
逆子にも有効ですか?
個人差がありますが、マタニティ整体で逆子が治ったという妊婦さんはたくさんいます。
骨盤が歪んでうまく広がらないと赤ちゃんが頭を下げることができません。
これが逆子の状態です。
骨盤を正しい位置に広げることにより、赤ちゃんも頭を下げることができ、逆子の状態から改善します。
セルフケア
ゆっくり行うストレッチは全身に血液を流す効果があり、体も温まります。
ヨガやウォーキングなども効果的ですが、運動は妊娠16週目以降・医師の確認を取り行ってください。
不調やストレスが溜まらないように体を動かす時間を取り入れ、全身の血流を良くしてお産に備えましょう。
産後になぜ骨盤が歪むんですか?
妊娠、出産によって広がった骨盤は、産後3~4ヶ月かけてゆっくりと元の状態に戻ろうとします。
しかし妊娠前に骨盤の歪みや筋力不足、妊娠中に過度の体重増減、骨格や筋肉のバランスが崩れたりすると正常な位置に戻りづらくなります。
産後、骨盤が元に戻らないとどうなるのか?
骨盤周辺の血流が悪くなり、脂肪燃焼力が低下し、太りやすくなります。
産後に下腹が出て、妊娠前の服が入らなくなってしまうのはこのためです。また、肩こり、腰痛、むくみ、冷え性などで悩む方も多いです。
産後の骨盤矯正、いつやればいいのか?
産後の骨盤矯正は、産後2ヶ月~6ヶ月までに行うのがおすすめです。
産後1ヶ月はまだ出産の影響が体に残っているためしっかり体を休めましょう。
無理に骨盤矯正を始めてしまうと、体の不調や筋肉を傷めることになります。
焦らずに休養を取りましょう。
また、産後6~12ヶ月たつと骨盤が閉じた状態になり、骨盤が元の状態に戻るまで時間がかかります。
施術を受ける上でご不安な点があればお気軽にご相談ください。